国家資格や各種免許のオンライン・デジタル化が2024年8月6日に開始されました。まず対象となるのは「介護福祉士」「社会福祉士」「精神保健福祉士」「公認心理師」の4資格。氏名や住所などの変更手続きや、デジタル資格者証の取得が可能になります。
この取り組みは、受験者の利便性向上と行政の効率化を目的としており、大変意義深いものだと考えます。オンライン化により、受験者は時間や場所の制約から解放され、より柔軟に受験できるようになります。また、書類の電子化によって、行政側の事務作業の負担も軽減されるでしょう。
オンライン・デジタル化でできること
スマホで各種申請が可能に、マイナポータルを通じて以下のサービスを利用できるようになります。
各種申請・各種申請書類のオンライン提出
・新規登録のオンライン申請(2025年3月以降を予定)
・申請状況の確認(審査中、審査済など)
・申請に必要な費用のオンライン決済
・住民票や戸籍謄(抄)本の提出省略
・マイナポータルからのお知らせ確認
資格情報の更新・住所・氏名の変更、死亡時に必要な手続きの簡略化(取扱いは資格ごとに異なる)
資格の活用・マイナポータルでデジタル資格者証の閲覧
・デジタル資格者証の二次元コードによる資格検証
・マイナポータルAPIによる外部システムとの資格情報の連携
利用の流れ
オンライン・デジタル化は以下の人が利用できます。
・電子証明書が有効なマイナンバーカードを持っている人
・オンライン化を開始した国家資格を有する人
利用方法
マイナポータルで自分のマイナンバーカードと国家資格の情報を連携するための設定(初期設定)をおこないます。以下は初期設定の手順です。
手順1.マイナポータルへログインする
2.「さがす」から「#国家資格」または「証明書」を押す
3.「国家資格の登録・各種申請」から「資格を追加する」を押し、登録する国家資格を選択。その後の手続きは画面の案内に従って操作する
操作の詳細は国家資格オンライン化サービス紹介をご確認ください。https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f5541d61-9839-408d-babb-bd40c8dead71/685ad572/20240802_policies_government-certification_outline_01.pdf
情報ソース
デジタル庁(国家資格等のオンライン・デジタル化)
https://www.digital.go.jp/policies/government-certification
横須賀市議会議員:ひろなか信太郎