東京都の所管との意見交換会を開催
9月8日(日)、「政治と介護を紡ぐ会」は都民ファーストの会所属の都議会議員お二人と、東京都の所管との意見交換会を行いました。
今回の意見交換会では、東京都の主任ケアマネージャー受講要件の成り立ちや、区市町村の現状、今後の方向性について、全国の状況も参考にしながら協議しました。
主な議題は以下の通りです。
今後の方向性
1 市区町村推薦制度の見直し
◆ 推薦制度を必須から補完的な役割に戻し、研修要件をクリアしていれば誰でも主任ケアマネの資格が取れるように制度を改めるべきだという提案がなされました。
◆ これにより、主任ケアマネの数を増やし、ケアマネ不足による事業所閉鎖を防ぐことが期待されています。
2 東京都独自の要件の見直し
◆ 東京都が設けているアセスメント申請などの独自要件が、他県と比べて主任ケアマネ資格取得を困難にしているため、これらを緩和する方向での検討が求められています。
3 質の向上と研修の分離
◆ 研修による質の向上と、資格取得のための研修を分離して考えるべきだという提案があり、これにより、資格取得のハードルを下げつつ、現場での実践的なスキル向上も図る方針が示されています。
次回日程について
次回の会議は年末頃を予定しており、具体的な日程は後日調整される予定です。各地域からの追加意見や今後の進展に基づいて、さらなる議論が行われる予定です。
以上の内容をもとに、今後も東京都の介護制度の動向を把握しつつ、横須賀市の制度改善に向けて取り組んでまいります。ご意見やご質問がございましたら、ぜひ、ホームページご相談にお寄せください。
横須賀市議会議員:ひろなか信太郎