令和7年9月18日 一般質問
横須賀市議会議員として、2025年9月18日に行った一般質問の内容をご報告いたします。

【3つのテーマ概要】
① 就職氷河期世代支援
1993~2005年に就職活動をした「氷河期世代」は、横須賀市内に約5.8万人(人口の15%)。非正規雇用が長期化し、生活不安が大きい世代です。
私は「空き家活用と就労支援を組み合わせた一体的支援モデル」の導入を提案しました。
市長答弁: 伴走型支援や住居支援の必要性を認め、国の施策も踏まえて方向性を検討していくとの前向きな答弁を得ました。
② DX教育「働く課」と関係人口の拡大
高校生がメタバース空間で市職員や起業家と議論し、地域課題の解決策を提案する新しい教育事業「働く課」。私はこれを市外大学生や社会人にも広げ、関係人口を増やす仕組みに発展させるべきだと提案しました。
市長答弁: 「働く課」はスタートしたばかり。まずは高校生が参加して良かったと思えることを重視するが、今後の発展可能性については視野に入れていくとの答弁がありました。
③ 介護分野へのロボット・ICT導入
人材不足が深刻な介護現場において、介護ロボットやICT、AIを活用することで職員負担軽減と質の向上を目指すべきと提案しました。特に導入コストや中継ぎ資金支援の必要性を訴えました。
市長答弁: 市として現状把握を進めつつ、効果検証や職員研修支援を行っていく。国制度を活用しつつ、前払い金制度など資金面の支援も検討するとの答弁を得ました。
【一問一答のやり取り】
◆ 就職氷河期世代支援
氷河期世代は若い頃に正社員就職の機会を奪われ、不安定な生活が続いています。市として、入口支援だけでなく伴走支援や地域との橋渡しを強化できませんか?
住宅支援や就業支援は行っていますが、ご指摘のとおり世代特有の課題があります。伴走支援の視点を取り入れ、相談体制を強化していきたいと思います。
ありがとうございます。ただ、この世代は自信を失い一歩を踏み出すのが難しい。地域になじむ支援策を検討していただけませんか?
特定の世代だけを優遇するのは公平性の課題もあります。ただし、ご指摘の意味は理解しました。今後の検討課題とさせていただきます。

◆ DX教育「働く課」
『働く課』を高校生だけでなく、市外大学生や副業人材にも広げ、関係人口を増やす仕組みにできませんか?
始まったばかりですので、まずは高校生に参加してよかったと思ってもらえることを重視します。ただ、発展の方向性としては面白い視点だと思います。
ぜひスピード感を持って広げてほしいです。市内だけでなく全国、さらには姉妹都市ともメタバースでつながれるはずです。
現段階では市内中心ですが、広がりの可能性はあります。まずは市内の若者に根付かせたいと考えています。

◆ 介護ICT導入
導入コストが高く、補助金も後払い。中継ぎ資金の仕組みが必要ではありませんか?
市の前払い金制度なども活用できるよう相談に応じます。中継ぎ資金の仕組みも検討していきたいと思います。
ありがとうございます。効果検証と利用者の声の収集も併せて進め、未来の介護に希望を持てる環境づくりをお願いしたいです。
今回の一般質問では、「世代支援」×「教育DX」×「介護ICT」という3つの未来課題について議論しました。
市長からは前向きな答弁をいただき、横須賀の未来に向けて大きな一歩を示すことができました。
横須賀市議会議員:ひろなか信太郎